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ダイヤモンドをプレゼントするなら?

みなさんは、ご自身の誕生石を知っていますか?

誕生石にはそれぞれ意味があり、誕生日プレゼントにその誕生石が飾ってあるアクセ
サリーや日用雑貨をプレゼントすることも少なくありません。誕生石を身につけると
パワーが宿り、また幸せになると言われており、古くから人気の宝石たちです。

では、今月、4月の誕生石は何かご存知ですか?
いくつかありますが、一番有名なのは「ダイヤモンド」でしょう。

ダイヤモンドと聞くと高級なイメージがあり、なかなかおいそれと手を出せる値段で
はないかもしれません。しかし誕生日は年に一回のもの、せっかくならとプレゼント
したり、自分で購入したりしたい時もあるのではないでしょうか?

誕生日以外でも、何かの記念日にダイヤモンドが入ったアクセサリーを買うことは
きっとあるでしょう。というわけで、今回はダイヤモンドをプレゼントしたいときに
知っておくと良いかもしれない豆知識をご紹介します(*´ω`*)

ダイヤモンドの重さを表す単位として、「カラット」という言葉が用いられます。
ジュエリー関連の話題になると、よく聞く言葉ですね。1カラットが0.2gで「1ct」
というように表記されます。

目安ではありますが、カラット数が2倍になると価格は約4倍に、3倍になると価格が
約8倍に、という形で計算することで、ダイヤモンドが含まれる重さによるおよその
値段を測ることができます。プレゼント選びには覚えておきたいポイントですね♪

他にもいくつかダイヤモンドにまつわる語句を紹介しましょう。

「インクルージョン」
ダイヤモンドの内部に含まれた異物のことを指します。黒い点のように見えますが、
これらはジュエリーの破損・単なる傷ではなく、天然のダイヤモンドである証とされ
ています。

「キューレット」
カットの際、意図的に作られる、ダイヤモンドの尖った部分を指します。ダイヤモン
ド内部の輝きを閉じ込める役目を持つだけでなく、衝突によって生じる底部の欠けや
ヒビを防ぐ働きがあります。光を内部に収める役目があるため、ダイヤモンドの輝き
に大きく貢献している部分でもあります。

「ブレミッシュ」
研磨済みダイヤモンドの表面に残った結晶面の残りや、研磨の際に誤って付いてし
まった細かな傷を指します。物にはよりますが、見た目の価値に影響を及ぼすことは
少なく、軽い傷であれば研磨することで取り除くことも可能です。

今回は、4月ということで誕生石のダイヤモンドについて豆知識をご紹介しました。

ダイヤモンドのついた商品を購入するのは少し勇気がいるかもしれませんが、知って
おくことで購入へのハードルが下がることもあります(*^^)v

ぜひ、この機会に大切な方へのプレゼントをご用意してみてはいかがでしょうか?

ご自身の誕生石を知らなかったという方も、ぜひ調べてみてくださいね!
みなさんに幸せが訪れますように♪

桜を見ながらご来店♪

みなさん、こんにちは。

桃の節句も過ぎ、日ごとに春めいてまいりました。時折寒い日もありますが、たしか
に春の暖かさを感じられるようになってきましたね。これだけ暖かくなれば、あの花
がそろそろ見られる頃合いです。

――そう、日本を代表するピンク色の花、桜です。

ちなみに、例年ある「桜の開花予想」はどのように行われるかご存知ですか?

諸説ありますが、有名なのは「桜の開花600℃の法則」でしょう。これは、2月1日を
起点として、毎日の最高気温が600℃になったら桜は開花するというもの。地域に
よって何℃かの差は変わってくるようですが、桜の開花には気温が重要のようです。

桜の開花予報といえば、他の花ではあまり聞かない特徴がありますね。「三分咲き」
など、桜の樹にある花が満開になる前の様子を指す言葉があり、私たちはそれを日常
的に使っています。これは日本の代表的な花であるからこそでしょうか。

開花
標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態

三分咲き
標本木の樹冠で約3割の花が開いた状態

五分咲き
標本木の樹冠で約半分の花が開いた状態

八分咲き(満開)
標本木で八割以上のつぼみが開いた状態

散り始め
花びらが落ち始めた状態

葉桜
桜の花が散り、若葉が出始めた頃〜新緑で覆われた状態

このような順番で桜は開花〜葉桜の一途をたどります。地域によって差はあります
が、だいたい開花から4日〜7日程度で満開(八分咲き)になるそうです。その後、1週
間くらい経つと、花が散り始め、少しずつ葉桜に近づいていきます。桜の花を楽しめ
る期間は案外短いものですね。

この時期、各地方で「さくらまつり」を開催しているところもあります。桜並木がず
らっと並んだ公園をお散歩したり、広場にシートを広げてピクニックしたり、せっか
くの桜の季節、思い切り楽しむと良いでしょう。降ってくる桜の花びらを手にできた
ら、なにか幸せなことがあるに違いありません。……夢中になって、まわりの人にぶ
つからないよう注意してくださいね(笑)

なかなかお花見の時間が取れない方も、通勤時やお出かけをする際、桜の樹を見かけ
ることはきっとあることでしょう。一本の桜の樹が開花から散ってしまうまでは早い
ものですが、複数本あって、さらにいろいろな種類の桜の樹があれば、意外と長く楽
しむこともできます。「こちらの樹は散り始めたけれど、こちらはちょうど満開に
なったところだね」と、桜の樹の違いを楽しむこともできるかもしれません。

3月、桜の季節。せっかくなので素敵な桜で季節を楽しみながら、お外へ出かけてみ
ませんか?みなさんが感じた春の桜を、ぜひ私たちにお聞かせください。

ご来店、心よりお待ちしております!

新年のご挨拶&日本茶の魅力について

明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
今年も皆様に愛されるサービスを提供できるよう、精進してまいります。変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

寒い季節、暖かい飲み物に癒されることも多いのではないでしょうか。今回は、日本各地に伝わる日本茶の魅力をご紹介します。

1.抹茶(京都府)
日本茶の代表格と言えば、やはり京都の抹茶です。石臼で細かく挽かれた抹茶は、その独特の味わいと香りで多くの人を魅了しています。一服の抹茶は、日本の伝統と静けさを感じさせてくれます。

2.玉露(静岡県)
静岡県の特産品である玉露は、独特の甘みと旨味が特徴です。光を遮って育てることで、茶葉本来の味が引き立ちます。玉露一杯で、心も体も温まること間違いなしです。

3.ほうじ茶(鹿児島県)
鹿児島県でよく愛されているのが、香ばしい香りのほうじ茶です。煎ることで香りが増し、ほんのりとした甘みが口の中に広がります。寒い日にはほうじ茶でほっこりとした時間を過ごすのも良いですね。

4.煎茶(愛知県)
愛知県で親しまれている煎茶は、その爽やかな味わいが特徴です。香り高く、すっきりとした後味が楽しめます。日本茶の中でも特に人気のある一品です。

5.紅茶(静岡県)
日本でも栽培される紅茶は、静岡県が有名です。独特の芳香と深い味わいが特徴で、世界中の紅茶愛好家からも高い評価を受けています。

さまざまな日本茶をご紹介しました。お気に入りの日本茶は見つかりましたか?美味しい日本茶を発見したら、ぜひ当店のスタッフにも教えてくださいね♪

今年も皆様のご愛顧を心よりお待ちしております。

12月23日は〇〇の日!

突然ですが、

12月といえば、クリスマス!

――と思い浮かべる方は多いと思いますが、それでは12月23日は何の日かご存知で
しょうか…?

改めまして、みなさんこんにちは。

急に冷え込む日が増え、いよいよ本格的な冬の訪れを感じられる頃になりました。慌
ててコート類を用意した方も多いかもしれません。衣類だけでなく、身体を芯から温
めてくれるお野菜なども身体に取り込んで、風邪をひかないように気を付けてくださ
いね。

さて、みなさんは12月23日といえば何の日かご存知でしょうか?

クリスマスツリーよりもずいぶんと高い、あのタワーの完成日です・・・

そう、333mの高さを誇る「東京タワー」の完工式が執り行われた日となっています!

東京タワーの設計は「塔博士」とも称される、日本の塔設計の第一人者である構造
家・内藤多仲らによって行われ、総工費は約30億円、完成までに約1年半の歳月がか
かったといわれています。

では、そんな膨大な金額や時間をかけてまで、なぜ東京タワーは作られたのでしょ
う?

1953年には NHK が日本初となるテレビ本放送に成功し、その後次々と地方の放送局
が電波を発信できるようになります。しかし、その時には電波塔というものが存在し
なかったため、各局は独自のアンテナを使い電波を発信していました。各局がそれぞ
れ電波を飛ばすのは効率が悪く品質の良いものではありませんでした。

当時日本は高度経済成長期。「全てをまかなう電波塔を作ろう!」という理想の元、
日本一高い建築物を目指して東京タワーが作られたそうです。

今では日本の立派な観光名所として名高い東京タワーですが、実はそのような発想で
実用的な背景に基づいて作られたのだと思うとなんだか感慨深いですね。東京タワー
のおかげで、私たちはテレビを自由に楽しめているといっても過言ではありません
(?)

12月23日は東京タワーの日。

もしまだ登ったことがない方は、この機会に一度登ってみるのもオススメです。地上
約150mにある、メインデッキの大展望台では、東京の景色を一望することができます
よ♪この時期は寒くておうちにこもりがちですが、たまにはお出かけしてみるのもい
いかもしれません(´艸`*)

風邪をひかないようにコートなどを着込んで、おしゃれをして、冬のお出かけを楽し
んでください!

中秋の名月は9月29日☆

そろそろ秋の風が吹いてくる季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょう
か。

9月といえばお月見、そして月が一番きれいに見える「中秋の名月」があります。

今年の「中秋の名月」は、9月29日です。19時ごろから21時ごろまでが見ごろとなっ
ています。空模様だけが心配ですが、晴れていれば、涼しい秋の風が吹くおかげで湿
気が少ないため、くっきりとした綺麗な満月を見ることができるでしょう。

「中秋の名月」で見られる満月は、一年の中でもっとも美しい月とされ、みんなでお
月見をする風習があります。残暑が去ってお外にいるのも心地よい時期。ご家族や大
切な人と一緒に四季を感じる行事としても、お月見はおすすめです。

では、私たちがおススメするお月見の楽しみ方を2つご紹介しますね♪

ひとつは、「月見団子」をご家族で作ってみることです。
お子さんのいるご家庭であれば、特に楽しめるかと思います。子どもでも比較的作り
やすいのが月見団子。お団子の形は地域によって変わるといわれていますが、ご家庭
それぞれ、いろいろな形の団子を作ってみると面白いでしょう。きな粉やみたらし、
あんこを添えて、美味しく頂いてください!

親子でお団子を一緒に作る機会もそうそうありません。お月見になぞらえて、せっか
くの機会、素敵な思い出ができると良いですね。

もうひとつは、少し大人の嗜み方ですが、お外で日本酒を嗜むという楽しみ方です。

おうちの縁側で満月を見ながら嗜むも良し、眺めの良いレストランで少し高級なもの
を嗜むも良し、お外の立ち飲み屋で仕事仲間と共にワイワイしながら日本酒を嗜むも
良し、どれも素敵なお月見になること間違いありません。

お月見に日本酒という組み合わせは、「月見酒」そのものです。ちなみに日本では、
「月見酒の日」というのも制定されています。気になる方は調べてみてくださいね。
「得月」や「雨後の月」、「夜半の月」など、月の名前が入った日本酒は、月見酒に
もぴったりですよ。

というわけで、今回は「中秋の名月」をより楽しむ方法についてご紹介してみまし
た。一年でもっとも美しいとされる満月、ぜひ見逃さないようにしてくださいね!

それではみなさま、素敵な満月の夜をお過ごしください(*^^)v

夏バテから身を守る!

夏真っ盛り。まだまだ暑い日が続きます。

この季節、気をつけたいのが「夏バテ」です。猛暑や湿度の高い日々が続く中、体調
を崩さないためには適切な対処が必要です。夏バテの防止方法や対処について調べて
みました。

夏バテの主な原因は「熱中症」と「栄養不足」です。

熱中症は暑さによって体温調節が乱れ、体内の水分と塩分が失われることで起こりま
す。栄養不足は、暑さによって食欲が落ち、十分な栄養を摂ることが難しくなるため
です。 では、どのように原因を防ぎ、対処すれば良いのでしょうか?

まずは「水分補給」です。
暑い日にはこまめに水分を摂ることが大切です。水分不足は熱中症のリスクを高める
ため、こまめな水分補給を心掛けましょう。水だけでなく、スポーツドリンクや食事
からの水分摂取も考えてバランスよく補給しましょう。

次に「栄養バランスの取れた食事」です。
暑さによって食欲が低下しがちですが、栄養を摂ることは夏バテの予防に大切です。
野菜や果物、たんぱく質をバランスよく摂ることで、免疫力を保ち、体力を維持する
ことができます。また、軽食や小分けの食事を心掛けると、胃への負担を減らすこと
ができます。

さらに「塩分補給」も意識してみましょう。
暑さによって体内から塩分が失われることがあるため、適度な塩分を摂ることでバラ
ンスを保つことができます。しかし、過剰な塩分摂取は健康に悪影響を及ぼすため、
適切な量を守るように注意しましょう。

「適切な休息と睡眠」も大切です。
暑さによって疲れがたまりやすい夏は、十分な休息と質の良い睡眠が必要です。無理
な運動や過度のストレスは免疫力を低下させる要因となるため、適度な運動とリラッ
クスを心がけましょう。

そもそも「涼しい場所で過ごす」ことも意識しましょう。
長時間の屋外活動や直射日光を避け、涼しい室内で過ごすことで体温調節を助けま
す。冷房が効いた場所で適度にクールダウンすることも忘れずに。

残念ながら夏バテの症状が現れた際は、まずはすぐに涼しい場所に移動し、水分を十
分に摂りましょう。体温を下げるためにひんやりとしたシャワーや冷たいタオルを使
用することも効果的です。また、塩分やミネラルを含むスポーツドリンクを摂取する
ことで、失われた栄養分を補うことができます。

もしも体調が急激に悪化したり、めまいや吐き気が強い場合は、直ちに医療機関を受
診することをおすすめします。

夏バテの対処や防止には、日常の生活習慣や食事、適切な水分補給が大きな影響を与
えます。忙しい日々の中でも、自分の健康を大切にし、夏の暑さに負けない体力と活
力を保つための努力が大切です。

この夏、夏バテから身を守るために、適切な食事と水分補給、十分な休息と睡眠、涼
しい場所での過ごし方を心掛けましょう。自分の体調をよく理解し、健康な夏を楽し
んで過ごしましょう!

夏の風物詩、、

夏になると、テレビや怪奇現象や怖い話の特集があります。

映画館でホラー映画が上映されたり、キャンプや学校行事の合宿で怖い話をしたりす
るのも定番ですね。

では、なぜ怪談は日本の夏の風物詩なのでしょうか?

所説ありますが、日本の夏に怪談話をする理由には、やはりお盆の存在が大きく影響
しています。

日本ではお盆に、先祖の霊が帰ってくるといわれています。年に一度、死者の魂が
帰ってくるのは、祀る人の絶えた無縁仏や、恨みを抱いた怨霊も一緒です。だからこ
そ、夏に怖い話をするひやっとした気持ちになるのではないでしょうか。

怪談話の起源は、民俗芸能である「盆狂言」にまで遡るといわれています。

時を経て、残忍な殺しや幽霊の演出が含まれる歌舞伎の「涼み芝居」が定着しまし
た。なかには「東海道四谷怪談」など、恐ろしい話が含まれていました。

このような演目が人々に喜ばれたことから、夏に怪談話をする習慣が広まり、怪談話
の由来となったともいわれています。

怪談話のなかには、冷たい場所や水辺、山奥などの描写が含まれ、それが涼を求める
人々に心地よさをもたらす効果もあったとされています。怪談話は暑さを忘れさせ、
心地良い涼を感じるための娯楽の一つとして楽しまれてきました。

さて、怖い話を聞くと、ぶるっと震えて寒く感じるのには理由があります。

交感神経の刺激により、心臓を守るため体内の血圧を上昇させようとする働きが起こ
るからです。その結果、末梢の血液が収縮し、手足の体温が低下し冷たくなります。

怖い話を聞くと寒気がするというのは気のせいや勘違いではなく、実際身体が寒く感
じるようにできているのですね。

ところで、子ども相手の怖い話は、眠れなくなったり恐怖でストレスを感じたりする
と大変です。怖い話を聞いているときは平気でも、思い出したら怖くなってしまい泣
いてしまう子も少なくありません。

大人でも、シャンプーをしているときやトイレに行くときなど、ふとした瞬間に怖く
なってしまうことがありますよね?

そのため本当に怖い話をするよりも、途中まで怖かったけど最後にはスッキリ笑える
お話がおすすめです。オチがダジャレなどで、笑って終われるようなものなどが良い
でしょう。

子どもたちと一緒に楽しむ怪談話は、怖ければ一番良いというものではありません。
「あー怖かったけど、楽しかった」と思えるような怪談話で楽しく盛り上がりましょ
う!

真ん中の日

こんにちは!

皆さんは「真ん中の日」をご存知ですか?

7月2日は一年の183日目に当たり、残りの日数は182日になります。
※365日の平年の場合

2017年(平成29年)一般社団法人・日本記念日協会により、この一年365日のちょう
ど真ん中の日が「真ん中の日」として記念日に認定・登録されました。

「真ん中の日」は「半分」「シェア」「折り返し」「真ん中」などをキーワードに、
みんなで笑顔でお祝いすることを目的とするとのこと。いまの時代の空気感にも馴染
みの良い記念日ではないでしょうか。

ところで、じつは 日本では古くから「真ん中の日」を「半夏生(はんげしょう)」と
呼んで特別な日として扱ってきました。

半夏生は、昔の中国で考案された 立春、春分、夏至などの二十四節気 ( にじゅうし
せっき ) を日本の気候に合うように補助した「雑節」のひとつです。

二十四節気をさらに細分化して72に分けた「七十二候 ( しちじゅうにこう ) 」とい
う暦があり、二十四節気の「夏至」の期間を3つに細分化したものの3番目を「半夏生
(はんげしょうず)」といいます。

この半夏生(はんげしょうず)が、そのまま雑節の「半夏生(はんげしょう)」として採
用されたそうです。

また、この時期になると田に「半夏(はんげ)」という植物の花が咲くことが名前の由
来ともされます。

半夏とは、別名「カラスビシャク(烏柄杓)」というサトイモ科の多年草です。白いき
れいな花が咲くので「半化粧」の意味を掛け合わせて名付けられたともいわれていま
す。綺麗な由来ですね。

半夏生は 田植えを終える目安の日とされ、昔の人は半夏生を目途に田植えなどの農
作業をがんばり、半夏生を迎えるとゆっくり休んでいたそうです。

半夏生が来ると農繁期(農業の忙しい時期)が終わるということです。そのため稲作な
どの農作業が生活の中心だった昔の日本では 半夏生はとても重要な日でした。

半夏生は、毎年同じ日ではなく年によっては前後にずれますが、今年 2023年(令和5
年)の半夏生は 7月2日 です。

「真ん中の日」ですね!

7月2日の「真ん中の日」には、昔の人が大切にしていた日を思い、現代の「半分」
「シェア」などの感覚についても考えて、今年 1年の前半を振り返ってみてはいかが
でしょうか。

梅雨の季節に目を楽しませるもの

こんにちは!

GW明けの新緑の美しい季節も束の間、すぐに梅雨の季節ですね。

梅雨の季節は、当然ですが雨が降ることが多く、

湿度も高く、気温もあまり上がらないため、体調を崩しやすく気分も落ち込みが
ち、、

しかし、梅雨の季節にも楽しめることがたくさんあります!

例えば、新緑と雨のコントラストが美しい風景を眺めたり、

梅雨限定の美味しい食べ物を楽しんだり、家でゆっくりと本を読んだり、

おうちカフェを楽しんだりするのも良いかもしれません。

梅雨の時期は雨具が必需品です。

カラフルなレインコートやブーツ、ビニール傘など、雨具を使って

おしゃれに外出するのも楽しいですね。雨の日には人気の観光地も混雑が少なく、

のんびりと観光することができたりもします。

梅雨は植物や自然が生き生きとして美しい季節でもあります。

例えば、雨に濡れる紫陽花の美しさは、日本の文化にも深く根付いている風景の一つ
です。

紫陽花は、梅雨の時期に美しい花を咲かせます。

そして、その花びらは雨に濡れることで、より一層美しさが増します。

雨に濡れた紫陽花を見ると、何とも言えない神秘的な雰囲気を感じませんか?

紫陽花は日本の芸術や文学にも多く登場します。俳句でも季語として詠まれます。

「紫陽花や 帷子時(かたびらとき)の 薄浅黄(うすあさぎ)」

松尾芭蕉の一句です。

帷子とは夏用の衣を指します。

「紫陽花が咲き、今年も帷子を着る季節がやってきた。

ちょうど紫陽花も帷子も同じ薄浅黄色をしている」という意味になります。

咲き始めの紫陽花と帷子の色を並べることで梅雨から初夏の訪れが感じられます。

「紫陽花や 藪を小庭の 別座舗(べつざしき)」

こちらも芭蕉の句です。

晩年、芭蕉が生涯最後の旅に出る際の歌会で詠まれた一句といわれています。

自然のままにされた別座舗の庭に咲いていた紫陽花の美しさを捉えて、

門人への感謝と、おそらく今生の別れとなるだろうという寂しさを

紫陽花の美しさと儚さに込めた、芭蕉の想いが感じられます。

「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」

明治期の俳人 正岡子規の一句です。

日々、薄紫から濃い紫色へと少しずつ変化する紫陽花の様子を擬人化して表現してい
ます。

「人の心も花の色のように移ろいやすいもの」という気持ちも込められています。

雨に濡れる紫陽花の美しさは季節の移り変わりとともに私たちを魅了し続けます。

梅雨だからこそ外に出て、この時期ならではの紫陽花の美しさを感じてみてはいかが
でしょうか。

とはいえ、

雨の日の外出は足元に気を使っていつもより疲れるかもしれません。

そんな時は当店で一休みしてください。

雨の日のお出かけ先のひとつに当店も加えていただけると嬉しいです。

お客様のご来店を心よりお待ちしております。

日本の春の文化「お花見」について知ろう

こんにちは!

4月ということでお花見について調べてみました。

お花見は、平安時代に貴族たちが行っていた慣習が起源とされています。

当時、桜の花は「山桜」と呼ばれ、山中で遊び、宴を開く風習がありました。その
後、平安時代末期には、都でもお花見が行われるようになったそうです。

江戸時代には、江戸幕府が公式にお花見を行うようになり、多くの人々が参加するイ
ベントとなりました。さらに、明治時代には、一般庶民もお花見を楽しむようにな
り、今日に至るまで続いている日本の春の風物詩となっています。

始まりについては諸説あるようですが、春の訪れを感じ、桜の美しさを楽しむとい
う、日本人の美意識と自然との調和を大切にする完成から生まれた文化なのは間違い
がないと思います。

日本から桜の苗木が贈られたことがきっかけで、海外にも美しい桜が見られる国が増
えました。

アメリカ合衆国では、ワシントンD.C.にあるポトマック公園に日本から贈られた桜の
木が植えられ、毎年春には桜祭りが行われています。

また、オーストラリアのメルボルンにも、日本から贈られた桜の木があり、春には日
本のお花見にちなんだイベントが開催されています。

日本と深い関係のあるアジア圏でも、お花見が行われています。中国の桜の名所とし
ては、南京の中山公園や上海の梅花派公園が有名です。また、韓国でも、ソウルの京
畿道楊州市にある楊州城跡公園には、日本から贈られた桜の木があり、春には桜祭り
が開催されます。

海外でも、桜の美しさや春の訪れを感じる行事が行われており、日本のお花見文化が
世界に広まっています。

お花見にはお弁当が定番ですが、お弁当に入っている具材には意味があるという説が
あります。例えば、煮物は薄味で甘く煮てあるのは、春を迎えると身体が塩分を求め
なくなるため、塩分控えめの煮物が合うとされています。

桜の花びらを使った料理や飲み物も、各地で多数販売されています。桜餅や桜茶など
昔から親しまれているものから、桜ソーダ、桜スイーツなど、現代的なアレンジがさ
れた食べ物や飲み物も楽しむことができます。

桜の花びらは美しいだけでなく、健康にも良い効果があることが知られています。ア
ントシアニンという成分が含まれていて、血液中のコレステロールを下げたり、疲労
回復に効果があるとされています。

桜の名所として有名な場所としては、東京の上野公園、大阪の大阪城公園、広島の舟
入山公園、岡山の後楽園などがあります。また、桜の開花情報は、各地の気象台が発
表しています。開花が始まる前に、どの地域でいつ頃開花が予想されるか調べておく
と、お花見の計画が立てやすくなります。

お花見は、自然と一体になって季節を感じることができる素晴らしいイベントです。
おいしい飲み物や食べ物を楽しみながらお花見を楽しみましょう。